第12分科会

未成年後見の必要性の可視化と震災孤児の現状から見えるもの

担当:宮城県青年司法書士会

開催趣旨

司法書士の皆さんは、成年後見人に就任されている方も多いと思います。では、未成年後見人に就任されている方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。

リーガルサポートも、正式には関与していない(できない?)し、未成年後見の必要性は理解できるけれど、司法書士がかかわる必要はないというご意見もあるかもしれません。

そのような従来の認識を一変させたのが、8年前の東日本大震災です。

震災前、宮城県で未成年後見に関わっていた司法書士はほとんどいませんでした。震災前から未成年後見に関わっていたと確認できているのは1名のみ、その司法書士も未成年後見人ではありませんでした。

しかし、東日本大震災の甚大な被害により、多くの震災孤児が残され、多数の未成年後見人を選任する必要が生じました。

被災三県においては、震災が、未成年後見人として一定数の司法書士が選任される契機となったことは間違いないと思います。

現在、未成年後見人としての活動実績を認められ、震災以降も毎年コンスタントに司法書士への新たな未成年後見人の推薦依頼があります。

震災前はほとんどが気が付いていなかった、未成年後見の必要性に直面し続けることになったわけです。

宮城県、東北地方で起きたことは、全国どこでも発生しうることです。また、災害発生がなくとも他の事情による未成年後見のニーズは既にあるはずです。事実、震災後、東北以外でも司法書士の未成年後見人の就任件数が増えている県もあります。

未成年後見人の経験のある方から、未成年後見と成年後見は全く別物であると指摘も頂いています。

未成年後見に不慣れであった司法書士が積んだ経験と、講師の平井先生からお伺いする震災孤児の現状から、震災孤児を含めた関係者一同の「ほんたうのさいはひ」に向けて、どのような課題が見えるか、皆さんと共有したいと考えています。

なお、当日の内容は状況によって変更する場合がございますことを予めご了承下さい。

この分科会の受講者にはリーガルサポートの研修単位(更新単位)が付与されます。

研修内容

  1. 『未成年後見』と司法書士の役割
  2. 『震災孤児』の現状とその課題 ~震災孤児の「幸」に向けて~

講師 東北大学大学院教育学研究科 震災子ども支援室 平井美弥先生

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