第6分科会

震災からの教訓~ほんたうの復幸ふっこうのために~

担当:岩手県青年司法書士会・岩手県司法書士会

開催趣旨

東日本大震災の風化が嘆かれていますが、残念ながら、被災地である岩手県においてさえも風化を否定できません。「被災地責任」という言葉があります。被災を経験した私たちは、その経験を語り継ぐ責任があると考えました。

被災県にしかできない分科会を企画し、全国の皆様に様々な気付きを得てもらう。そして、それぞれが地元に持ち帰り、めいめいの地域に役立つような活動に繋がればいい。また、もし被災したときには、少しでも冷静に対応できるようになればいい。

そのような思いで、この分科会を企画しました。

研修内容

第1部 岩手県司法書士会会員による体験談

昨日まで仕事をしていた事務所が、翌日跡形も無くなってしまったら、どのように行動しますか?

事務所の立ち上げにはどんなハードルがあったのでしょうか?混乱した状況の中でどのような支援が必要だったのでしょう?

これまでほとんど公の場で語られることがなかった岩手県の被災会員自身の貴重な経験を語ります。

自分が被災したらどう行動するか。被災地の人々をどう支援できるのか。そのヒントが得られるのではないでしょうか。

第2部 陸前高田市長 戸羽太氏による講演

東日本大震災により甚大な被害を被った岩手県陸前高田市。その市長に就任した約1か月後に東日本大震災に見舞われ、以後復興を推し進めてきた戸羽太氏にご講演いただきます。壊滅状態の町を復興していく過程で、どのようなルールや制度が足かせになったのか。国によって打ち出された様々な施策は被災地にとって真に役立つものであったのか。将来起こりうる災害に活かすことのできる多くの学びが得られるはずです。

第3部 どうして広大な空き地が? ~土地区画整理事業の光と影~

区画整理された土地の利用予定が定まらず、空き地が多く残ってしまっているのを知っていますか?被災地が現在抱えている問題の1つです。

安心して生活していくためにかさ上げ工事を行い、ようやく土地区画整理事業の完成を迎えました。ところが、使われる土地が少なく、皮肉にも広大な空き地が生まれてしまったのは、一体何故なのでしょうか?それは土地区画整理事業の制度の仕組みが関係しています。この仕組みの問題点を掘り下げて解説します。

  • 本分科会は、岩手県司法書士会との共催であり、受講者には甲類の研修単位が付与されます。

パネル展示

岩手県沿岸被災地の写真や、岩手会会報に掲載された震災特集記事等のパネル展示を行います。2日間、分科会受講者以外の方にも見て頂ける場所に展示します。

第2部 講師プロフィール

【写真】陸前高田市長 戸羽 太(とば・ふとし)

戸羽 太(とば・ふとし)54歳

  • 陸前高田市長(現在3期目)
  • 1965年、神奈川県足柄上郡松田町生まれ。2011年2月の市長選に初出馬、初当選。市長就任直後に東日本大震災により壊滅的な被害を受け、復興に向けた新しいまちづくりを進めている。
  • 当日の内容は状況により変更する場合があります。

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